森下リョウの「クリエイター活動楽屋裏」

web制作、音楽などの活動近況から、日常ネタまで広く綴ります。


"調声講座" posts

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猫村いろはV4届きました!&使用感

久々な音楽ネタになります。

猫村いろはV4&エディタ届きましたので、
さっそく使用感についてレビュー。


◆いろはNatural
いろはV2使いやすくそのままバージョンアップした感じです。
V4エンジンによるものかもしれませんが、「ハ行」「サ行」は、
リアリティが増し、より人間らしい発声になってると思いました。
サ行について以前は、子音と母音を分割したり、別トラックに子音を重ねたりして、
リアリティを出してましたが、これらの作業は必要最小限、ケースによっては使わないほうが、
よりスムーズに歌わせることが出来そうです。

嬉しかったのは、僕が以前作りこんだ「鴇色の歌姫」や「シューティング☆スター」を
スムーズに歌ってくれたという点で、これによって、V2で培った以前ブログでも一部紹介した
いろはの調声法の数々をほぼそのまま生かすことができるということになります。


◆いろはSoft
これは、V2体験版で「暫月」を歌わせた時からずっと欲しかった声ですね!
「暫月」はAメロ・Bメロはしっとりやさしく、サビで転じて力強くって曲なので、
Aメロ・Bメロパートにこれを当てたときに「これだ!」と思いました。

それと、猫村いろはの大きな特徴として、D4を境に声が裏声に変わるというのがあり、
これにより、歌によっては上手くハマらないパートが出る点が悩みでしたが、
いろはSoftを併用して、裏声テイストに調整することで、それよりも下の音域でも
裏声らしい声が出せるようになり、表現の幅も広がる可能性を感じました。

他にもメインパートをNaturalに歌わせつつ、主張し過ぎない程度にハモリパートをSoftで
合わせるなんて使い方も出来そうです。

余談ですが、パッケージイラストをみた限り、花魁っぽくも見えるので、そういう意味でも
とある花魁が歌の主人公となってる「暫月」にはうってつけかも知れません(笑)


【近況~今後について】
平日はお仕事、休日は末期がんの父親の看病および手伝い、家族会議などで
思うように自分の時間が取れないことが多いですが、時間が取れた時には、
ボカロ4ライフを満喫しつつ、ブログでもまた更新していけたらと思います。

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猫村いろはをアイドルみたいに可愛く歌わせる方法3

いつも見て下さってるみなさん、ありがとうございます。
いろは調声講座、今回で最終回でございます。
最終回ということでそれに相応しいテーマ、調声の良し悪しを左右すると言っても過言ではない
調声の要、滑舌を中心に解説したいと思います。


一般的なボカロ調声において、巷でよく言われてるのが、出ない子音をハッキリと出るように
調整するというもの。

それも間違いではないと思うんですが、僕の考えは少し違っています。それは、

発音をハッキリさせるだけが、滑舌調整ではない!
発音をぼかすテクニックも大事である。ということです。


巷では、滑舌をハッキリさせること=良調声といわんばかりに、
全体的に声の輪郭がハッキリしたボカロ曲を耳にする機会がよくありますが、
こういうボカロ曲を聴くたびに感じるのが、良し悪しの問題は抜きにして、
昔ながらの歌謡曲に近い歌わせ方だなあと感じます。中島みゆきさんとか、アリスとか。
少なくとも、ここ十数年のうちに進化してきた所謂J-POP的ではないレトロさを
そこに感じてしまうわけです。

もし、そういった効果を狙って調声したのであれば、それはそれで良調声だと思いますが、
そうでないなら、ぼかすというテクニックを取り入れてみると、より表現の幅が広がって、
ジャンルによっては、より楽曲の雰囲気に溶け込む歌になってくれます。
特に、いろはをより今っぽく可愛らしく歌わせるという、本講座のテーマからすれば必須かなと思います。

そこで最終回では、発声をぼかす、柔らかくする。そして、声を滑らかに繋げることを
テーマに3つのテクニックを紹介します。


①次ノートに被せるようにノートを置く
ボカロ2エディタの特性として、次ノート寸前にノートを置くと、
次ノートの子音が弱くぼけて曖昧になる傾向があります。この特性をうまく利用します。
つまり、なんとなくハッキリ発音して欲しくないノートの直前に、
前のノートの母音と同じ音を、意図的にいれてあげればいいわけです。

このテクニックは、ノート同士を単に滑らかに繋ぎたい場合でも、効果を発揮します。

調声講座7

【調声前】

[VOON] shooting_star_itsukaoff

【調声後】

[VOON] shooting_star_itsukaon



②VELの調整
他のパラメータと比較すると変化の振り幅があまり多くないため、弄っている方少なそうですが、
子音の発音をぼかすという点では有効な手段です。

127に近づくにつれて発声がハッキリする傾向。
0に近づくにつれて発声がボケる傾向。

ただし、やりすぎると後続のノートとの相性の兼ね合いで、影響が出るケースがあるので、
再生してみて「あれ変だな?」と思ったら、64に近づけるかこの箇所は弄らない方が無難かもしれません。

いろはさんの場合、「も」の発声に独特のクセが出ることが多いのですが、主にこれを緩和するために
使います。

その他にも「サ行」などのアタック音を強調したい時にも使えますので、色々弄って試してみてください!

調声講座8

③「カ行」と「タ行」
僕が、長い間ボカロ曲を聴いてきてひっかかっていた箇所、それがカ行とタ行の調声が
甘いケースがとても多いということでした。

人間が、カ行、タ行など(無声破裂音という)の発声をする場合に、減衰するべきところを
減衰しないで、伸ばしてしまうために、不自然さが残ってしまうのですが、
これを意図的に緩和する方法があります。


DAWのオートメーション機能などを使って(なければボカロエディタ+WaveViewでも可)
波形でいう子音よりも少し後ろの部分を減衰させてみましょう。
初めは様子見的にほんの少し、あまり変化がなければ大胆にカット。


今回の例では、あまり変化が少なかったほうですが、
調声後のほうが、調声前のものよりも、若干クセが軽減され、ソフトで滑らかな表現になっているかと思います。
①のテクニックを使ってもなお、不自然さが残る場合に弄ってみると良いでしょう。

調声講座9

【調声前】

[VOON] shooting_star_ateoff

【調声後】

[VOON] shooting_star_ateon



というわけで、3回にわたり「猫村いろはをより可愛らしく歌わせること」をテーマに解説しましたが、
いかがだったでしょうか?

ボカロ調声で大事なことは、まず理想とする歌声をよくイメージすること、それとその歌声を実現するためには、どんなテクニックを駆使すれば理想の歌に近づけるかを考えて実践することだと思います。
また、身についたテクニックが多ければ多いほど、より正確かつスピーディーに、理想の声に近づけることが
できるようになります。

今回ご紹介したテクニックは、氷山の一角みたいなもので、今回はテーマから逸れるため触れませんでしたが、
ツイッターなどでは時々、調声絡みのネタ(主にいろは)も呟いていたりしますので、講座を読んで興味を
持たれた方は、気軽にフォローしてみてください。

【森下リョウ ツイッターアカウント】
http://twitter.com/ryomorishita

それでは最後まで読んで下さったみなさん、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしく御願いいたします!


08
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猫村いろはをアイドルみたいに可愛く歌わせる方法2

いろは調声講座 第2回は、PITパラメーターの活用について解説します。

本題に入る前にまずは下準備から。

こちらのサイトでダウンロードできるプラグイン(http://www.geocities.jp/hatsune_wave/
「WaveView」というボーカロイドエディタ用のプラグインをダウンロードします。
「WaveView」は、ボーカロイドエディタのピアノロールにWAVファイルの波形を重ねて表示することが
できるようになるプラグインで、より緻密な調整が可能になりますので、おすすめです!

※念のため、ツールのご使用は自己責任で行なってください

ダウンロードが済んだら、Program Files以下にあるVOCALOID2>Plug-inフォルダ内にWaveView.hmpを
コピーします。これで、プラグインが使えるようになります!

調声講座2

調声講座3



1.ノート頭のしゃくりあげ
調声講座4
ノート頭部分に波形を見ながら、PITで山を作ります。
こうすることで、歌の印象がガラッと変わります。

僕の経験では、ノートの頭よりも少し後ろでかつ、前のノートに影響しないところからしゃくると
いい効果が得られやすいです。
(この辺の判断をより目で見て分かりやすくするために、WaveViewが役に立ちます)

【調声前】

[VOON] kawairohaDedashi

【調声後】

[VOON] kawairoha


2.フレーズ後ろのしゃくりあげ
調声講座5
フレーズの後をPITでしゃくりあげます。
数値的には+4000~6000くらいがおすすめですが、
歌を聴きながら微調整してあげると良いでしょう。

しゃくり始めのタイミングは、波形を見ながら調整。
しゃくった部分のDYNをフェイドアウトされてあげると、より自然な感じに仕上がるでしょう。

【調声前】

[VOON] kawairohaGobi

【調声後】

[VOON] kawairoha



3.PIT&PBSで音の繋ぎを制御

調声講座6
これは究極です。多分、やってる人少ないんじゃないでしょうか。
ボカロの場合、音符間の兼ね合いで、出だしや語尾に妙に不自然さが出てしまったり、
普通にPITでしゃくっても好みの歌いまわしになってくれないという事態によく遭遇します。

これを回避する方法としては、色々とやり方があるんですが、
今回はPIT&PBSを使ったやり方を解説します。
余談ですがこの方法は、いろは独特の声のクセを矯正するのにもとても有効です。

まず、繋ぎが上手くいっていないノートを手前のノートの高さに合わせます。
そして、今上げた(下げた)だけの音程分をPITであげて元の音程を戻してやります。

その際に、事前にPBSを調整しておいてからやると、わかりやすいです。
例えば、ノートの5つ音程を上げた場合、ベンドでどれだけ下げてやればいいのか計算するのが大変ですよね?
そういう場合は、PBSの数値をそのノートの置いてる周辺だけ「5」に設定してしまいましょう。
これで、-8192までもっていくだけで、その音程がノートでいう「-5」の高さになります。

あとは、聴きながらベンドの入り初めの部分を、納得行くまで調整して出来上がりです。


【調声前】

[VOON] kawairohaKuuna_off

【調声後】

[VOON] kawairohaKuuna_on


いかがだったでしょうか?
特に3に関しては、僕独自の奥義の一つといってもいい手法なため、公開してしまってよいものかと
迷いましたが、いろはの良曲がもっともっと聴きたい、ついでに楽曲コンペの盛り上げにも
自分の出来る形でお力になれればと思い、公開に踏み切りました。


第3回(最終回予定)は、滑舌の調整について解説します~。


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猫村いろはをアイドルみたいに可愛く歌わせる方法1

まずは、この調声講座をやると決めた経緯から

「鴇色の歌姫」とあえてコンセプトを変えて調声しました新曲「シューティング☆スター」ですが、
伸び的にはいまいちパッとしないながらも、調声面に於いては、今まで聴いたことがない猫村いろはの調声などと
なかなか良い反響を多数頂きました。

しかしながら、僕個人の今後の方向性の練りなおしから、「シューティング☆スター」で披露したような
調声路線をしばらく封印することにいたしました。

ただ、せっかく時間をかけて確立したスタイルをこのまま埋もれされてしまうのは非常に勿体ない!
もし、このブログを見ているボカロ制作者さんで、

「シューティング☆スターのような可愛いいろは調声がしたい!」


という方がいましたら、ぜひその意思を引き継いで欲しいという願いもあって、
今回の講座をやってみることにしました。初の試みなのでどれくらい反響が得られるのか未知数ではありますが。


さて、本題。どっちかというと、可愛い声よりよりもカッコイイ&凛々しい声印象の
強いボーカロイド猫村いろはですが、そんな猫村いろはを見た目どおりに可愛らしく歌わせたい!
僕なりに、研究して得たポイントを最初に上げておきます。

ポイントは3つ!
①声のトーンを上げる!&明るくする!
②ベンドを活用する!
③発声の修正(滑舌を良くしたり、逆にぼかしたり)


今回は、第一回目ということで、声のトーンを上げる!
これを解説します。


可愛い猫村いろはの声を作る時に真っ先に考えること、
それはGENを下げてやること!

GENはずばり、30~40の間!

34あたりを基本に箇所によって30~40の間で変動する感じがおすすめです。

ノートが高い所は、GEN高め。ノートが高い所は、GEN低めにするなど、
ノートの高さを目安に、このように微調整してやるといい結果が得られやすいです。

調声講座1

【調声前 GEN64デフォルト】

[VOON] 64sabi

【調声後 GEN34を基準に微調整を加えたもの】

[VOON] 34sabi


そして、ミックスの際のEQですが、僕の場合は200~300Hzの低域と500Hz付近をばっさりカットしています。
これで、声の篭りが改善されて、より快活な印象の声になりますが、やりすぎると声が細くなったり、
声の暖かみが失われてしまう可能性もありますので、弄りながら目指してる声質やオケに合わせて、
調整していくといいでしょう。

声に明るさが足りない、声がオケに埋もれてしまうような場合は、併せて6kHz以上も、ピンポイントで
適度にブーストしてあげるとよいかもです。


次回、第二回目はベンドについて講義します。



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